「機動戦士ガンダム」の中でオデッサの激戦の時、マクベ大佐の命令で発射された核...

Q. 「機動戦士ガンダム」の中でオデッサの激戦の時、マクベ大佐の命令で発射された核弾頭搭載のミサイルをガンダムがビームサーベルで撃墜したシーンがありましたが、核を搭載したミサイルが地上に落下し爆発したのに、その周囲は大した被害も無く終わりました。何故ですか?

A1. 核は、核燃料を常圧で燃焼させたところで、核反応は起きません。

もちろん燃焼や爆発によって核物質が散乱しますので、そういった被害は起こります。

核爆発と言うのは、概念的には球状の核燃料の周囲にさらに核物質を配置し、周囲の核物質を高性能爆薬で瞬時に球状の核物質に集め、猛烈な圧縮をかけ(爆縮と言います)て、核の連鎖反応を行わせるものです。

なので、反応体を破壊すると、核爆発は起こりません。

A2. 核爆弾が爆発したのでなく、ミサイルの推進剤が燃焼しただけだからでしょう。

この前のシーンで、ブライトはアムロに、
「データーを送る。赤い所が水爆を爆破させる所だ。点線の所で叩き切ればいい」
といって、南極条約の時に公開された水爆のデーターを送っています。
アムロはそれをもとに水爆が起爆しないようにミサイルを破壊しています。

A3. 「核ミサイルを撃墜したら、核爆発が起きるのでは?」と誤解されている方が多いようですが・・・
基本的に、核爆弾、核弾頭ミサイル等は、起爆装置で正規の手順により作動させなければ、核爆発をおこしません。
ですから、核弾頭を手榴弾で吹き飛ばしても核爆発は起きません。水爆ミサイルをビームサーベルで撃墜しても同じです。
ただ、放射能漏れくらいは、もしかしたら発生するかもしれません。